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バルサ移籍が噂されたデ・リフト「ユベントスで幸せ。誰も僕にコンタクトをとっていない」

マタイス・デ・リフト 写真提供:Gettyimages

 ユベントスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトには依然としてバルセロナ移籍の可能性がささやかれているが、本人は今夏ユベントス残留を視野に入れているようだ。29日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。

 デ・リフトは2019年夏にアヤックスからユベントスへ完全移籍により加入。昨季から守備陣の主力としてチームを支えると、今季は肩の負傷により開幕から出遅れたものの、公式戦33試合に先発出場。イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやDFジョルジョ・キエッリーニとともに最終ラインの一角を担い、コッパ・イタリア優勝に貢献している。

 デ・リフトはユベントスとの契約期間を2024年6月まで残している。また、今年1月にバルセロナがユベントス首脳陣に同選手獲得の可能性を探るためにコンタクトをとったものの、ユベントスは放出に応じない姿勢を示していた。

 その中、デ・リフト本人は『ESPN』のインタビューで自身の去就について問われると「ユベントスで幸せだよ。水を得た魚のようだね。チーム全体のパフォーマンスはベストなものでなかったけど、個人的には良かったと感じている。移籍については何も知らないし、何もコメントすることはない。誰も僕にコンタクトをとっていないね」と語っており、現時点でユベントス残留が既定路線であると主張している。

 今後数シーズンにわたり主力としてユベントスの守備陣を支えることが期待される中、デ・リフト本人も他クラブへの移籍は選択肢に入れていないようだ。