ラ・リーガ バルセロナ

シャビ監督、バルサ今夏復帰の可能性消滅。カタール1部クラブと契約延長

シャビ 写真提供:Gettyimages

 バルセロナのレジェンドであるシャビ・エルナンデス氏は今夏古巣復帰の可能性が取りざたされる中、カタールのアル・サッドとの契約延長が正式決定した。12日、クラブ公式サイトやスペイン紙『マルカ』が報じている。

 シャビ氏はバルセロナでUEFAチャンピオンズリーグをはじめ数多くのタイトルを獲得。2015年夏にカタールのアル・サッドへ加入し2019年に現役引退すると、引退後はそのままアル・サッドの監督に就任。アル・サッドは今季、カタール国内リーグを無敗で終えて優勝していたが、先月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)西地区でグループステージ敗退。また、シャビ氏との契約期間が今年6月までとなっていたこともあり、契約更新を行わない可能性があると伝えられていた。

 一方、バルセロナは今季からロナルド・クーマンがチームを率いているが、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16で敗退したこともあり、今夏監督交代の可能性が浮上。周囲からはクーマンの後任としてシャビ氏の名前があがっていた。

 その中、アル・サッドはシャビ氏と2023年6月までの新契約締結を公式発表。これにより、クーマンにかわってバルセロナの指揮官に就任する可能性が消滅している。