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バルサ、リヨンFW巡るユベントスとの争奪戦でリードか!先週なかばに…

メンフィス・デパイ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナはオリンピック・リヨンのフランス人FWメンフィス・デパイを巡るユベントスとの獲得レースで優位に立っているかもしれない。4日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 デパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入。2017/18シーズンには公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストと本来のパフォーマンスを取り戻しており、今季はここまで公式戦38試合に出場し 21ゴール9アシストをマークしているほか大半の試合でゲームキャプテンを任せられるなど、リュディ・ガルシア監督から厚い信頼を寄せられている。

 デパイとリヨンの現行契約は今年6月に満了を迎えるものの、現時点で両者は契約延長の合意には至っておらず、かねてから今季終了後にフリーで退団する可能性が取りざたされている。また、バルセロナ首脳陣は同選手の代理人と複数回にわたり会談を行っている一方で、ユベントスは年俸面でバルセロナより好条件のオファーを用意していると伝えられていた。

 その中、先週なかばにバルセロナ市内でデパイの姿が目撃された模様。周囲では同選手が住まい探しをしているという見方が広まっている。また、現在バルセロナで指揮を執るロナルド・クーマン監督がかつてオランダ代表を率いていたこともあり、ともに仕事をしていた同監督との再会を望んでいるという声も上がっている。

 なお、バルセロナはマンチェスター・シティを今季限りで退団することが決まっているアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの獲得に本腰を入れている。ストライカーの確保を課題に掲げる中、バルセロナはデパイも今夏に迎え入れることになるのだろうか。