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ミラン、トルコ代表MFチャルハノールが一転して今夏退団も。ユベントスなど複数クラブが興味

ハカン・チャルハノール 写真提供: Gettyimages

 ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールは一転して今季中に契約延長を行わず、今夏にユベントスへフリーで加入する可能性があるようだ。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 チャルハノールは2017年夏にバイヤー・レバークーゼンからミランに加入。一時期は出場機会が減少していたものの、今季は公式戦33試合に出場し7ゴール11アシストをマーク。先月には筋肉系トラブルにより戦列を離れていたが、14日に行われたセリエA第27節・ナポリ戦で復帰していた。

 ミランは今年6月で契約満了を迎える同選手との契約延長にむけて複数回にわたり会談を重ねている。しかし、クラブの年俸提示額が年俸500万ユーロ(約6億3000万円)という選手サイドの要求を満たしていないことから、現時点で両者は合意に達していない。

 その中、『スカイスポーツ』はユベントスがチャルハノールの動向を注視していると主張。ミランとの契約延長交渉が破談に終わった場合には獲得に乗り出す模様。また、アーセナルやチェルシーなどプレミアリーグの複数クラブも関心を寄せているものとみられ、場合によっては争奪戦に発展する可能性があるようだ。

 ステファノ・ピオリ監督からスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチと同様に攻撃陣の主力として信頼を寄せられているチャルハノールだが、来季もミランでプレーするかどうか不透明な状況となっている。