マンUスールシャール監督、ボカ移籍噂のカバーニについて「決断は下されていない…」

　マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は去就が注目されるウルグアイ代表FWエディソン・カバーニについて言及した。『ESPN』が報じている。

　カバーニは昨年10月にパリ・サンジェルマンからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍により加入すると、今季はここまで公式戦25試合に出場し7ゴールをあげているが、先発出場は13試合とレギュラー定着には至っていない。そんな中、同選手の父親であるルイス・カバーニ氏が「60％の確率で南米クラブでプレーすることになるだろう」とコメントするなど、ボカ・ジュニアーズへの移籍が噂されている。

　スールシャール監督は10日、ヨーロッパリーグ・ベスト16ミランとのファーストレグの前日会見に出席。去就が注目されるカバーニについて「彼はユナイテッドでのプレーに誇りを持っているし、ベストを尽くしている。去就の決断は下されていない。彼は現在のところ、チームのために素晴らしい貢献をしている。我々は彼をピッチへと戻しコンディションを回復させているところだ。マンチェスターの気候が回復したら彼との話し合いを行うよ。彼は望んでいるように出場機会を得られていないかもしれないが、我々が彼の貢献に満足しているということを理解しているだろう」とコメントを残した。

　また、ユナイテッドは現行契約が今シーズン限りとなっている同選手に対して1年間の契約延長オプションを所有している模様。はたして34歳のカバーニは自身の去就にどのような判断を下すのだろうか。