ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールはUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16のマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場することが確定したが、元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチとともに14日に控えるセリエA第27節・ナポリ戦で復帰する可能性があるようだ。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
チャルハノールは2017年夏にバイヤー・レバークーゼンからミランに加入。一時は出場機会が減少したことにより退団の可能性がささやかれていたが、今季はここまで公式戦30試合に出場し6ゴール11アシストをマーク。先月には新型コロナウイルス感染により自主隔離となっていたが、ステファノ・ピオリ監督から攻撃陣で必要不可欠な戦力として確かな信頼を寄せられている。
しかし、同選手は先月28日に行われたセリエA第24節・ローマ戦で先発出場した際に左大腿筋に問題を抱えると、その後のリーグ戦2試合を欠場。今週に入っても全体トレーニングには参加せず個別メニューをこなしていた。チャルハノールは10日に発表されたマンチェスター・ユナイテッド戦1stレグの招集メンバーには名を連ねていないが、14日に控えるナポリ戦には間に合うものとみられる。
一方、今冬にミランに加入したマンジュキッチは先月18日に行われたUEFAヨーロッパリーグ・ベスト32の1stレグ・レッドスター・ベオグラード戦では移籍後初先発を果たしていたものの、その後のミラノダービー直前に筋肉系トラブルを抱えて以降は公式戦での出場はないが、ナポリ戦で復帰する見通しが立ったようだ。
なお、ミランは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチやアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル、クロアチア代表FWアンテ・レビッチなど主力に複数の負傷者を抱えている。
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