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J2モンテディオ山形を昨年退団の摂津颯登が現役引退「この6年間は本当に充実していて…」

モンテディオ山形

 明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形は12日、昨季限りで退団していたGK摂津颯登の現役引退を公式発表している。

 秋田県出身の摂津颯登はモンテディオ山形の下部組織で頭角を現すと、2014年6月に2種登録選手としてトップチームのメンバーに名を連ねる。その後、2015年にトップチーム昇格を果たしたものの、在籍6シーズンにおいて一度も公式戦で出場することなく、昨年12月に契約満了を告げられていた。

 同選手は現役引退という決断を下したことについて「突然お知らせすることになりましたが、引退することを決意しました。ユースから合わせると9年間、モンテディオ山形でプレー出来たことを本当に嬉しく思います。ここで出会ってきた選手・スタッフ・フロントの方々、チーム関係者のみなさま、スポンサーのみなさま、ファン・サポーターのみなさまには感謝しかありません」

 「プロになってからは、なかなかチームに貢献することが出来ず申し訳ない気持ちですが、この6年間は本当に充実していて、僕にとってかけがえの時間、そして宝物です。この経験をこれからの人生に生かしていきたいと思います。ずっと山形のことが大好きですし、第二の故郷だと思っています。陰ながらこれからもモンテディオ山形を応援しています。9年間本当にお世話になりました。そして、応援いただいたみなさま、本当にありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じてクラブ関係者やサポーターにメッセージを送った。