海外日本人選手 移籍

元日本代表FW森本貴幸がギリシャ3部クラブを退団。新型コロナの影響でリーグ戦開催されず

森本貴幸 写真提供: Gettyimages

 元日本代表FW森本貴幸はギリシャ3部のAEPコザニの退団が正式決定した。28日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 森本貴幸は2006年に東京ヴェルディから当時セリエAに所属していたカターニャへレンタルにより加入すると、翌年に完全移籍により加わると2007/08シーズンはリーグ戦14試合に出場。その後、ノヴァーラへ移籍した1年後にカターニャ復帰を果たしたものの負傷離脱に泣かされ出場機会が減少。UAEアラブ首長国連邦のアル・ナスルへのレンタル移籍をへて2013年にジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍により加入。川崎フロンターレ、アビスパ福岡とJリーグクラブを渡り歩くと、昨年9月にアビスパ福岡との契約を解除した上で新天地をギリシャに求めていた。

 しかし、今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響により現時点でリーグ戦が開催されていないことにくわえて全体トレーニングが行われていない状況を踏まえ、今冬退団に至ったものとみられる。なお、AEPコザニは森本貴幸がギリシャ国外で移籍先を探すこともあわせて発表している。