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横浜FC、一昨季J1昇格の立役者FWレアンドロ・ドミンゲスが退団「とても愛情深い3年半を…」

柏レイソル在籍時のレアンドロ・ドミンゲス 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜FCは16日、FWレアンドロ・ドミンゲスが契約満了により退団することを公式発表している。

 レアンドロ・ドミンゲスは2010年にJリーグ初挑戦の舞台として柏レイソルに加入。ネルシーニョ監督のもとで移籍1年目から主力として前線をけん引しJ1リーグ昇格に貢献すると、翌2011シーズンにはJ1リーグで15得点をあげリーグ優勝に貢献。その後、2014年に名古屋グランパスに移籍すると度重なる負傷離脱もあり2015シーズン終了後に一度ブラジル国内リーグへ戻っていた。しかし、2017年夏に横浜FCへ加わり再びJリーグの舞台へ復帰すると、翌2018シーズンには2桁得点をあげチームをJ1昇格プレーオフに導いていたが、昨季はJ1リーグでわずか8試合の出場にとどまっていた。

 同選手は横浜FC退団について「まず初めに横浜FCでプレーする機会を与えてくださったすべての方々に感謝申し上げます。僕が横浜FCに加入した頃から幸運にも物事がうまく運ばれていったと思いますし、クラブがJ2リーグを戦っていたシーズンは、常に昇格を争う形で良いシーズンを過ごすことができ、2019シーズンはJ1昇格を果たすことが出来ました。とても愛情深い3年半を横浜FCで過ごし、クラブへの愛情、僕を迎えてくださった方々に対する愛情が日々大きくなっていきました」

 「残念ながら、2020シーズンは我々にとって苦しいことが多く、ピッチ内でも満足のいく結果は得られなかったと思います。ただ、僕が横浜FCで過ごした日々はとても良い思い出になりました。支えてくださった皆さんに感謝申し上げます。横浜FCの今後のご活躍を願っております」とクラブ公式サイトを通じてクラブ関係者やサポーターに対して感謝のメッセージを送った。