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日本代表MF中島翔哉、ベルギーの強豪アンデルレヒトがオファーもポルトは拒否…

中島翔哉 写真提供: Gettyimages

 プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)の強豪ポルトはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の強豪アンデルレヒトから届いた日本代表MF中島翔哉の獲得オファーを断ったようだ。6日、ポルトガルメディア『SIC noticias』が伝えている。

 中島翔哉は2019年夏にカタールのアル・ドゥハイルSCからポルトへ加入したものの、公式戦13試合の先発出場にとどまったほか、新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中断以降は出場機会がなかった。また、昨夏には退団の可能性がささやかれる中でポルトに残留しているが、今季もここまで9試合でしかピッチに立てておらず、セルジオ・コンセイソン監督から信頼を勝ちとっていない状況だ。

 同選手の去就を巡っては、今冬に再び中東へ舞台を移すという見方が広まる中、アンデルレヒトがレンタルでの獲得を打診した模様。しかしポルトはあくまでも完全移籍や買い取りを前提としたレンタル移籍による放出を望んでおり、アンデルレヒトからのオファーを却下したようだ。

 なお、ポルトは2019年夏に中島翔哉を獲得した際、アル・ドゥハイルSCから保有権の50%を買い取る形となっている。先日にはポルトガル紙『A BOLA』が同選手の移籍先候補にUAE(アラブ首長国連邦)のアル・アインとアル・ナスルをあげていたが、果たしてどのような決着を迎えるのだろうか。