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湘南ベルマーレ、Jリーグ最低身長の中川寛斗が退団「湘南の街も人も最高で…」

湘南ベルマーレ

 明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレ3日午後、MF中川寛斗が契約満了に伴い退団することを公式発表している。

 身長155cmと現役Jリーガーの中では最も身長の低い選手である中川寛斗は柏レイソル下部組織から2013年にトップチームへ昇格するとともに、湘南ベルマーレへ期限付き移籍により加入。2014シーズンには同クラブでJ2リーグ優勝を経験したものの、出場機会には恵まれず翌2015年に柏レイソルへ復帰する。しかし2016年以降は下平隆宏監督から信頼を勝ちとると、2017シーズンはJ1リーグ22試合に出場し優勝争いを演じるクラブの原動力となった。しかし翌2018シーズンに柏レイソルがJ2リーグへ降格したことにより湘南ベルマーレへ再び期限付き移籍により加入。2020シーズンは完全移籍により湘南ベルマーレの一員となり公式戦21試合でピッチに立っていた。

 同選手は4シーズン過ごした湘南ベルマーレを離れることについて「昨年は新型コロナウイルスの影響で未曽有の緊急事態となり、混乱する中でもたくさんの方に湘南ベルマーレをご支援いただき、改めてサッカーで生きることは幸せで、ありがたいことだと感じました。心から感謝しています。湘南の街も人も最高で、たくさんの方々に出会い、素晴らしい経験をさせていただきました。どんな時も温かく応援してくださる湘南のサポーターには、何度も支えられました」

 「僕が湘南に在籍している間、活躍することができず本当に悔しいですし申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後の湘南ベルマーレを、そして湘南ベルマーレを応援してくださっているスポンサーの皆さま、サポーターの皆さまの今後一層のご活躍、ご発展、そしてご健勝を心からお祈りしております。2013年、2014年、2019年、2020年の4年間、本当にありがとうございました!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。