Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌、今季途中加入のウーゴ・ヴィエイラと契約更新せず

北海道コンサドーレ札幌のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は21日午後、FWウーゴ・ヴィエイラが契約満了に伴い退団することを公式発表した。

 ウーゴ・ヴィエイラはセルビアの強豪クラブであるレッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズダ)から2017年に横浜F・マリノスに加入。移籍1年目で公式戦38試合に出場し18ゴールをマークすると、翌2018シーズンでも22得点をあげるなど、生粋のセンターフォワードとして得点能力をいかんなく発揮していた。その後は一度日本を離れたが、日本代表FW鈴木武蔵の海外移籍により得点力の低下が課題となっていたコンサドーレへ10月末に加入。しかし、公式戦わずか3試合の出場にとどまると、外国籍選手の枠の関係もあり退団が決まった。

 同選手は2カ月足らずでコンサドーレを離れることについて「短い間ではありましたが、ありがとうございました。チームメイトが優しく迎え入れてくれて、チームの一員として、良い雰囲気の中で、良いトレーニング環境で過ごすことができました」

 「残念ながら長い間、実戦を離れていたこともあり、100%のコンディションでチームに貢献することはできませんでしたが、自分のできる限り、自分の100%の力を毎日の練習や試合で発揮することができたと思います。こういう機会を与えてくれたチーム関係者の皆さまに感謝しています。今後、チームを離れますが、来季が良いシーズンになるように応援しています。頑張ってください」とクラブ公式サイトを通じて来季以降のコンサドーレの躍進を願うコメントを残した。