Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌、アンデルソン・ロペスが残留か「クラブの歴史に自分の名前を残すことが目標」

北海道コンサドーレ札幌のアンデルソン・ロペス(写真右) 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するFWアンデルソン・ロペスは、来季も札幌でプレーする可能性が高いようだ。16日、ブラジルメディア『JORNAL DO OESTE』がこれを伝えている。

 アンデルソン・ロペスは2016年夏にサンフレッチェ広島にレンタル移籍により加入すると、2017シーズン終了時まで在籍。2018年はKリーグのFCソウルでプレーすると、翌2019年に北海道コンサドーレ札幌の一員となっている。

 同選手は今季、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、Jリーグ再開の見通しが立たない5月にブラジルへ一時帰国する。日本への入国ができない可能性もある中、2週間の隔離期間をへて7月下旬にチームへの合流を果たすと、シーズン終盤にむかうにつれて先発での出場機会も増加。最終節・浦和レッズ戦を残す中、ここまで公式戦26試合に出場し10ゴールをマークしている。

 北海道コンサドーレ札幌は現在、タイ代表MFチャナティップ・ソングラシンとGKカウィン・タンマサッチャーナンを除き外国人選手を6人抱えていることもあり、来季の陣容に注目が集まる。

 その中、同メディアはアンデルソン・ロペスへのインタビュー記事を掲載。この中で本人は「今週でJリーグは終了するけど、今季は我々の期待していたような結果を残すことができなかった。主要タイトルを勝ち取って、このクラブの歴史に自分の名前を残すことが最大の目標だよ」とコメントを残しており、来季も札幌でプレーする意思を示している。

 コロナ禍で多くのクラブで大幅な収益ダウンが考えられる中、アンデルソン・ロペスのコンサドーレ残留という願いは実現するのだろうか。