7月8日、ライプツィヒはレッドブル・ザルツブルクから韓国代表FWファン・ヒチャンの獲得を発表した。この移籍はレッドブルからライプツィヒへの移籍は19件目となった。事実的にレッドブルがオーナーを務めるこの2クラブ。これまでの19件の移籍の総額は1億ユーロ(約120億円)にも上っている。
実質的にレッドブルグループがオーナーを務めるクラブはこの2つ以外にもレッドブル・ブラジル、ニューヨーク・レッドブルズと世界4か所で展開しており、サッカー開発部門を設立するなど急速な発展を見せている。
今回は欧州の強豪にまで発展したザルツブルクとライプツィヒ間で行われた移籍を4つ紹介しよう。
ボルフ
ハネス・ボルフはオーストリア出身の21歳。2014年にザルツブルクのユースチームへと入団。2015年にザルツブルクのセカンドチームであるリーフェリングでプロデビューを果たした。
翌シーズンにはザルツブルクへと昇格し、2016年の12月に行われたヨーロッパリーグのシャルケ戦でトップチームデビューを果たした。2017-18シーズンには現リバプールの日本代表FW南野拓実などと共にチームを牽引。翌シーズンには主力へと定着し、リーグ6連覇に大きく貢献した。
そんなボルフは2019年の夏にライプツィヒへと1200万ユーロ(約14億6000万円)で加入。しかし、ファーストシーズンとなった今シーズンはケガに悩まされ公式戦5試合の出場にとどまっている。来シーズンからの活躍に期待できそうだ。
ベルナルド
ベルナルドはブラジル出身の25歳。3つのレッドブルクラブを渡り歩いた経歴を持つ。ベルナルドは2012年にレッドブル・ブラジルのユースチームへと加入。2014年には同クラブでプロデビューを果たした。
2年間レッドブル・ブラジルでプレーした同選手は2016年1月にザルツブルクへと加入。活躍の場をヨーロッパへと移し、セカンドチームに当たるリーフェリングでもプレーしながらヨーロッパの地へと適用した。
そんなベルナルドは同年の8月にライプツィヒへと600万ユーロ(7億3000万円)で加入。ヨーロッパ挑戦からわずか8か月でのスピード出世となった。ファーストシーズンとなった16-17シーズンには公式戦32試合に出場。翌シーズンにも27試合に出場した。しかし、2018年の7月にブライトンへの移籍を発表。現在はプレミアリーグでプレーしている。
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