アタランタ・ベルガモのウルトラスグループは10日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のバレンシア戦の払い戻されたチケット代をアタランタの病院に寄付するようだ。10日、ドイツメディア『Sport1』が伝えている。
10日に行われたバレンシアとの一戦では初のチャンピオンズリーグの舞台で快進撃を続けるアタランタがスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチの4ゴールの活躍で3-4で勝利。合計スコア4-8でベスト8進出を決めた。
スペインで行われたこの一戦は新型コロナウイルスの影響で無観客試合となり、チケットを購入したサポーターには払い戻しが行われた。この一戦を前にアタランタのウルトラスグループは払い戻されたチケット代を集め、アタランタの病院に寄付することを発表した。
アタランタ・ウルトラスサポーター
「今夜は私たちの歴史の中で最も素晴らしい夜になるだろう。しかし、私たちの町の状況は極めて深刻なものだ。私たちの町では多くのヒーローたちが物資不足に陥りながらも私たちの健康のために全力で働いている。
そのため私たちはチケットの払い戻し金額である4万ユーロを近日中にベルガモの病院に寄付することにするよ。」
ベルガモはイタリアの北部ロンバルディア州に位置しており、新型コロナウイルスの影響で多大な被害を受けている。アタランタの快進撃はベルガモ市民にとっても明るいニュースとなっているだろう。
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