Jリーグ

清水MF楠神、南葛SCに完全移籍決定!

清水エスパルスサポーター 写真提供: Gettyimages

 清水エスパルスは2日、MF楠神順平が東京都社会人サッカーリーグ1部の南葛SCに完全移籍することを発表した。

 楠神は南葛加入に際し、「サッカーを始めた頃から、「ボールは友だち」と思ってずっとサッカーをやってきた僕が、『キャプテン翼』から生まれたこの南葛SCという素晴らしいチームでプレーできることをうれしく思います。昇格してみんなと喜び合えるように頑張ります」と意気込みを語っている。

 南葛は東京都葛飾区をホームタウンに、明治安田生命Jリーグ参入を目指すクラブの1つだ。先月25日には、Jリーグ百年構想構想クラブに認定されている。そんな同クラブがJ1、J2リーグ戦で155試合出場の実績を持つ楠神を獲得するという。南葛には現在、元鹿島アントラーズのFW佐々木竜太や元コンサドーレ札幌の石井謙伍など、10人のJリーグ経験者が在籍している。今季は東京都1部リーグ優勝と関東2部リーグへの昇格を目指している。

 現在32歳の楠神は、野洲高校で元日本代表MF乾貴士とともに第84回全国高校サッカー選手権大会で優勝。同志社大学在籍時の2009年8月に特別指定選手として在籍していた川崎フロンターレに入団した。その後、2012年まで同クラブでプレーし、2013年にセレッソ大阪に移籍する。その後、サガン鳥栖やオーストラリアのウェスタンシドニーを経て2018年に清水に加入。昨シーズンはJ1リーグ戦6試合に出場していた。同選手の今後の活躍に期待したい。