プレミアリーグ リバプール

リバプール無敗優勝の可能性が低い3つの理由。力不足ではなく…

写真提供: Gettyimages

ホームのアンフィールドで苦手とするマンチェスター・ユナイテッドに2-0で完勝したリバプール。2位マンチェスター・シティが引き分けたことで、勝ち点差は1試合未消化ながら16にまで広がっている。

サッカーに関わるすべての人間が、リバプールのプレミアリーグ初優勝を信じて疑わないだろう。天邪鬼な人間以外は、リバプールの優勝を確信しているはずだ。そして、期待がかかるのが、アーセナル以来となる無敗優勝だ。

ここまでのリバプールは21勝1分と、圧倒的な強さを見せている。このままいけば、負けを知らずにリーグ優勝だ。しかし、『Sportskeeda』のスコット・ニューマン氏は、同クラブの無敗優勝は難しいと考えているようだ。今回は3つの理由をご紹介する。


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タフな試合を残している

トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・ユナイテッドとリーグ戦でのタフな連戦を乗り越えたリバプール。しかしながら、彼らには依然として難しい試合が残されている。

24日にウルブスとの試合を控えているリバプールだが、より難しいのはその先だ。3月14日にアウェイでエバートン戦、その一週間後に今季好調のクリスタル・パレス戦を戦わなければならない。加えて、3月以降にマンチェスター・シティを含む3つのビッグクラブとの戦いも残している。

プレミアリーグで無敗優勝を成し遂げたクラブが2003/2004のアーセナルただ1クラブだけなのは偶然ではない。この記録がそれだけ不可能に近いということを意味している。


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CLの存在

プレミアリーグに関しては対抗馬のいないリバプールだが、チャンピオンズリーグ(CL)では話が変わってくる。昨年同大会を制したリバプールは、プレミアリーグのクラブ史上初となるCL2連覇への夢を諦めることはできないだろう。

そうなると、CLという大会は無敗優勝の障害となる可能性が高い。シーズン終盤まで複数大会を戦うのは、大きなクラブにとっても簡単なことではない。

2003/2004シーズンのアーセナルは、CL準々決勝で敗退した。結果としてプレミアリーグでは無敗優勝を成し遂げているが、二兎を得ることはできなかった。ただ、無敗を維持したまま優勝するよりも、CLと国内リーグの二冠を達成する方が偉大な記録であるはずだ。


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タイトル確定後の戦い方

このままのペースで勝ち点を積み重ねれば、かなり早い段階でプレミアリーグ優勝を決めるであろうリバプール。この点も無敗優勝を成し遂げる上では障害となるかもしれない。

リバプールが最速で優勝を決める可能性があるのは2月29日。ワトフォードとの試合が行われる日だ。優勝が決まってしまえば、極端な話、残りの試合をすべて負けたとしても大きな問題とはならない。仮に、2月中にリバプールが優勝を決めた場合、残る試合は8試合となる。

ユルゲン・クロップ監督は、その残り8試合どのような戦い方を選ぶだろうか。CL出場圏内、EL出場圏内を目指すクラブは全力でぶつかってくるだろう。リバプールとしては、南野拓実などの新戦力を早くチームに馴染ませたい気持ちもあるだろう。様々なバランスを取りながら、無敗優勝を成し遂げられるだろうか。