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バルセロナとレアル・マドリードの熱き一戦。今シーズン初のエル・クラシコが日本時間19日に迫っている。強力なライバル関係にある両クラブの戦いでは、試合中に選手たちがヒートアップすることもしばしばだ。
そんなクラシコの中でも、特にライバル関係にあると言われているのがマドリードのセルヒオ・ラモスとバルセロナのジェラール・ピケだ。スペイン代表ではコンビを組む両者だが、これまでに激しい舌戦を繰り広げてきたことも事実だ。
これらのことから、選手としての能力を比較されることも少なくないラモスとピケ。今回は『Sportskeeda』が特集した、ラモスがピケよりも優れている3つの理由をご紹介する。
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得点能力
ラモスはCBでありながら、高い得点能力を持っている。マドリードではこれまでに89のゴールを積み重ねてきた。スペイン代表では21ゴールを記録している。
マドリードでキャプテンを務めるラモスは素晴らしいヘッダーの1人であり、セットプレーでは驚異となる選手だ。また、クラブと代表の両方でPKをキッカーを務めており、パネンカでPKを沈める度胸も持っている。
ラモスの得点への本能は、これまでにマドリードを何度も救ってきた。最も有名なのは2014年チャンピオンズリーグ(CL)決勝だろう。アトレティコ・マドリード戦で後半終了間際に劇的な同点弾を挙げ、チームを「ラ・デシマ」(通算10度目の優勝)に導いた。
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守備能力
ラモスとピケはディフェンダーとしても異なるプレースタイルを持っている。ラモスは本質的に攻撃的で、ピケはより落ち着いている。
ラモスはピケに比べて、タックルに関する優れたデータを残している。今シーズンは1試合あたり1.6回のタックルを成功させており、対するピケは0.9回。また、55%の勝率と空中戦にも優れており、1試合あたり1.6回のインターセプトは0.9回のピケを上回っている。
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生まれついてのリーダー気質
ラモスは生まれながらのリーダーであり、彼がサッカー史の中で最も権威のあるクラブでキャプテンを務めている理由でもある。イケル・カシージャスがマドリードとスペイン代表から離れたとき、ラモスがキャプテンマークを引き継いでいる。
キャプテンの役割を引き継いで以降、ラモスは4年間で3度CLを制覇している。生まれながらのシリアルウィナーであるラモスは、チームをCL3連覇と言う前人未到の偉業に導いている。2017年にはホセ・モウリーニョ監督の下で、ラ・リーガ優勝にも導いている。
スペイン代表でも170キャップと豊富な経験を持つラモスは、代表チームでキャプテンを任されている。前監督の下で復活することはできなかったスペイン代表だが、ラモスの下で復活への道を歩み始めている。
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