レアル・マドリード パリ・サンジェルマン

レアル、2021年夏にムバッペ獲得を目指す!

写真提供:Gettyimages

 レアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得時期を2021年夏に設定したようだ。11日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。

 長い間マドリードへの移籍が噂されているムバッペ。同選手を留めたいPSGは、契約延長に動いていることが報じられてきた。最近では、8日に行われたリーグ・アン第13節モンペリエ戦でムバッペが交代を命じられた際にトーマス・トゥヘル監督を無視するという行為があり、これがマドリードへの移籍を後押しするとも見られた。しかしながら、ムバッペの獲得はそこまで簡単にはいかず、マドリードは2021年夏の獲得を目指すようだ。

 ムバッペのPSGとの現在の契約は2022年まで。2021年夏は最後の1年となる。そこでマドリードが獲得に動けば、今夏チェルシーからベルギー代表FWエデン・アザールを獲得した時と同様のケースになるだろう。翌年になればフリーで手放すことになると言って交渉する手口だ。それが、マドリード会長フロレンティーノ・ペレス氏と良好な関係にあるPSGのオーナーを怒らせない方法にもなる。また、マドリード側はムバッペがPSGと契約を延長することはないと確信があるようだ。

 つまりマドリードは現在、ムバッペの現状にも関わらず、来夏に契約できるとは考えていない。2020年には、PSGとの関係を損なう可能性があることは何もしないと思われる。今シーズン終了前にPSGに反抗し、それを変える可能性があるのはムバッペ本人のみとなる。