Jリーグ 鹿島アントラーズ

J1今季3位の鹿島、大岩監督退任を発表。天皇杯が最後に

鹿島アントラーズの大岩剛監督 写真提供:GetrtyImages

 J1鹿島アントラーズは11日、大岩剛監督の今季限りでの退任を発表した。後任は未定となっており、同監督は準決勝まで勝ち残っている天皇杯終了まで指揮を執るという。

 大岩監督は2011年にコーチとして鹿島に就任。2017年6月に監督に昇格すると2018年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇した。

大岩剛監督

「2017年途中から監督として初めて指揮を執ることになり、ここまでともに戦ってくれた選手、スタッフ、フロント、そしていつも私たちを支えてくれるファン、サポーター、スポンサーの方々には、感謝の気持ちしかありません。鹿島アントラーズは、タイトルを義務付けられたクラブです。その中で今年、Jリーグ、ルヴァンカップ、連覇を目指したACLを獲れなかったことは自分の力不足であり、本当に申し訳なく感じています。

今シーズンはあと2試合、天皇杯のタイトルが残っています。アントラーズファミリー全員で、喜びを共有できるチャンスがあります。私の最後の仕事は、選手たちとともにその頂点に立ち、皆さんに最高の歓喜を与えること、それだけです。すべては勝利のために、一丸となって戦えるよう、最後まで後押しをしてもらえればうれしいです」



 天皇杯準決勝は、V・ファーレン長崎と21日に対戦予定。大岩監督の退任を有終の美で飾ることはできるだろうか。