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アディダスとプラダの夢のコラボが誕生!伝統合わせ新たな境界へ

アディダスとプラダが販売するスニーカー&バッグセット 写真提供: Prada Official

数ヶ月前から噂になっていたが、サッカーのユニフォームでもお馴染みのドイツのスポーツ用品メーカー「アディダス」とイタリア高級ファッションブランド「プラダ」が史上初のパートナーシップを発表した。『Prada for Adidas』という名のプロジェクトで、伝統、イノベーション、そして技術を融合させた商品を展開する。

最初のコラボ商品はスニーカーとバッグのセット。ヨーロッパだけではなく、日本も含めて国際的に販売されると両メーカーの公式ページで公式発表された。

しかし、ゲットしたい方は苦労するだろう…。12月4日にアディダス公式サイトプラダ公式サイトのみで販売される上に、700セットのみの早いもん勝ちになっている!欲しい方はスピードと運にかけるしか方法ない。一か八かのトライになる。

プラダとアディダスのロゴ 写真提供: Bboskap.fr

アディダスとプラダの目的

アディダスとプラダはコラボレーションについてこう紹介している。

「伝統、技術、革新を共に誇る2つのブランドがパートナーシップを実現。ストリートシーンのアイコニックなブランドと、世界を代表するラグジュアリーファッションブランドのコラボレーションが、新たな境界を求めて、クリエイティビティを刺激し合う」

日本で流れたこのコラボ紹介の文章を読むと「未来」に向けた話という感じがします。しかしイタリアなどの公式発表の文章では、このコラボレーションの本当の目標は、両企業で昔流行だった商品を進化させ、よりいい商品にすることに読み取れる。

例えば、初めて販売されるセットに選ばれたスニーカーとバッグの二つの商品は、それぞれの会社で新しいスタイルを確立させた、非常に流行っていた商品です。

アディダスとプラダが販売するスニーカー&バッグセット 写真提供: Prada Official

発売されるスニーカーとバッグについて

初回となる今回のコラボセットは、アディダスとプラダの歴史を描いた商品の組み合わせであり、その組み合わせによって新しいスタイルを生んでいるというもの。

スニーカーは、アディダスが1969年に作った大ヒット商品の「スーパースター・シリーズ」のリニューアル作です。スーパースター・シリーズはNBAリーグでその名を広め、そのクリーンでシンプルなデザインはストリートファッションとして注目を集めた。

バッグは、プラダがファッションの世界だけではなく、スポーツ業界に一歩踏み入れるために作ったボウリング用バッグのコンセプトから新しく作られたものです。

両商品共にはシンプルなブラック&ホワイトのデザインで、組み合わせると絶妙なバランスを取り合う。また、このセットはユニセックスで描かれているものなので、男女関係なく楽しむことができる。

アディダスとプラダが販売するスニーカー 写真提供: Prada Official

今後も続くコラボセットに注目

スニーカー&バッグセットは間違いなく、すぐ売り切れになるだろう…。アディダスが1949年からスポーツの世界に提供している技術に、イタリアのファッションを世界中で有名にしたプラダのエレガンスさを組み合わせれば、商品が大ヒットしないわけがない。

しかし、今回の商品をゲットできない方は心配しなくてもいい!このパートナーシップは一回だけに限るコラボではない。これからもアディダスとプラダは一緒にマーケットを研究し、たくさんの名作を生み出す予定です。

また、このコラボが歴史的な出来事であることを皆さんに理解していただきたい。実はプラダは今まで他のブランドと共同プロジェクトを行ったことがないのです!この方向性をとった以上、クライアントを最高の気分にさせる覚悟を持っているだろう…。

次のコラボレーション商品は2020年に販売される予定です。今度二つのブランドが挑戦する業界はセーリング(ボートで帆の表面を流れる風によって生ずる揚力を利用して、水上などを進むスポーツ)の世界であり、イタリアの有名なセーリングチーム「ルナ・ロッサ」のセーリングシューズを作ることに挑む。

どんな商品ができて、どんな風に一般人にもフィットさせるのかは、これからの楽しみです。

名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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