セリエA 移籍

バロテッリ、ブレシアとの契約にサイン!公式発表が行われない理由とは?

マリオ・バロテッリ 写真提供:GettyImages

 現在フリーのイタリア代表MFマリオ・バロテッリはブレシアとの契約にサインしたようだ。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 2018/2019シーズンの終了とともに、オリンピック・マルセイユとの契約を満了しフリーとなっているバロテッリ。ブラジルのフラメンゴなど、複数クラブが獲得に迫っていたとされているが、現地16日の23時45にはブレシア加入で合意し、契約書にサインしたようだ。

 しかし、ブレシアはバロテッリの加入を公式に発表していない。これは会長のマッシモ・チェッリーノ氏の性格が影響しているようだ。

 イタリアでは「17」は「13」よりも不吉な番号とされている。チェッリーノ会長は迷信を重んじており、背番号17やスタジアムに席番号17の座席を作らせないことで有名だ。そのため、バロテッリの発表も17日には行わず、18日におこなうとみられている。

 バロテッリは年俸150万ユーロ(約1億7700万円)の1年契約でブレシアとの契約書にサインしたようだ。得点数や出場試合数によって、年俸が倍近くになるボーナスも設定されているという。また、ブレシアがセリエAに残留した場合、契約が自動的に更新されるオプションも付帯されているようだ。