リーグ・アン マルセイユ

チェルシーの英雄ドログバ、バロテッリのマルセイユ移籍勧誘の事実明かす

元チェルシーのディディエ・ドログバ氏 写真提供:GettyImages

 かつてチェルシーに在籍していたディディエ・ドログバ氏はFWマリオ・バロテッリにオリンピック・マルセイユへの加入を勧めていたことを明かしているようだ。現地時間15日、リーグアンの公式サイトがこれを伝えている。

 バロテッリは今季、自身のコンディション調整不足もありニースで低調なパフォーマンスに終始し、周囲から批判を浴びていた。

 しかし今冬にニースとの契約を解除し、マルセイユに今季終了後までの短期契約で加入すると、ここまで公式戦7試合に出場し5ゴールをマークするなどファンに鮮烈な印象を与えている。

 環境を変えて本来の調子を取り戻しているバロテッリであるが、この移籍を勧めた人物がドログバ氏であった模様。同氏はバロテッリについて「僕は彼に対して『君には(マルセイユに加入する)機会があるし、それを生かそう。マルセイユは君にとって良いところだ』と伝えた。そして今やマリオは本当にうまくやれているよ。彼はまたゴールをあげるようになったし、僕も幸せだ」と語っており、好パフォーマンスを発揮している同選手を称賛している。

 バロテッリは今月に行われるEURO2020予選のイタリア代表メンバーに選出されなかったものの、今後のパフォーマンス次第では同国代表復帰の可能性があるだろう。