ラ・リーガ バルセロナ

プレシーズンで見えてきた、今季バルセロナ4つのこと

写真提供:GettyImages

セルジ・ロベルトは中盤起用が吉か

セントラルミッドフィールダーとして育ったS・ロベルトだが、ここ数年は右サイドバックとして起用される頻度が高く、起用されるに相応しいパフォーマンスを見せている。

しかし、S・ロベルトは中盤でのプレー願望を隠していない。バルベルデ監督はプレシーズン中、彼のその願望を叶えようとした。

プレシーズン中に3試合で中盤起用されたセルジ・ロベルト。特にナポリ戦とチェルシー戦では役割を見事にこなし、リキ・プイグを最大限生かすことに成功している。

ただ、バルセロナの中盤は異常なまでに層が厚い。バルベルデ監督にとっては、難しい決断を迫られることになるだろう。


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スアレスは今季も頼りになりそう

全盛期に比べると低下しや、昨シーズンの不調ぶりを指摘されることの多いスアレス。これは根拠のない批判ではなく、現実問題としてスアレスのゴール数は激減している。

バルセロナのトレーニングキャンプに遅れて合流したスアレス。しかし、コパ・アメリカでの疲労を感じさせないパフォーマンスを見せている。ナポリ戦では華麗なドブレーテを記録するなど、しっかりと新シーズンに向けた準備ができていることを証明した。

32歳となったスアレスだが、少なくとも今シーズンは最後方のストライカーとして、チームの支えになってくれるだろう。そう感じさせるパフォーマンスをプレシーズン中に見せている。


 

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名前:菊池大将
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