ラ・リーガ バルセロナ

プレシーズンで見えてきた、今季バルセロナ4つのこと

写真提供: Gettyimages

プレシーズン中に3大陸3ヶ国を周り、合計5試合のプレシーズンマッチを行ったバルセロナ。ラ・リーガタイトルを再び掲げるための準備は順調に行われている。

8月17日の開幕戦を前に、ナポリを4-0で下したバルセロナ。残る作業は戦術の徹底と、選手のコンディション調整といったところだろうか。今回は、そんばバルセロナのプレシーズンから見えてきた4つのことをご紹介する。


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デンベレはより重要な役割に

プレシーズン中のバルセロナにおいて、ウスマン・デンベレよりも優れたパフォーマンスを見せるFWの選手がいただろうか。5試合中3試合に先発出場したデンベレは、強烈な印象を残している。

数字面では1ゴール、1アシストを記録したデンベレだが、エルネスト・バルベルデ監督は、彼のオフェンス面全体での貢献度を評価しているはずだ。

ボールを持てば違いを生み出し、守備面でも高い献身性を見せたデンベレ。負傷さえなければ、間違いなく今シーズンの中心選手となるはずだ。


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デ・ヨングは大当たり

プレシーズン中の5試合でフレンキー・デ・ヨングよりも優れたパフォーマンスを見せた選手はいないだろう。多くの最後方の選手の中でも、彼が輝きを失うことはなかった。

デ・ヨングはバルセロナの中盤にシームレスにフィットした。落ち着きぶりと技術の高さには驚いた。

プレシーズン中にバルセロナでのプレーに必要なボールコントロール、先見性、配球能力の高さを見せつけたデ・ヨング。移籍金は7500万ユーロ(約88億2000万円)と決して安くはなかったが、このが続くのであればお買い得に感じるだろう。


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名前:菊池大将
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