セリエA

今季セリエAで最も警告を受けたクラブは…?イエローカード数ランキングトップ10!

 今季のセリエAはユベントスが前人未到の8連覇を成し遂げてシーズンを終えている。今回は今季イエローカードを多くもらったクラブを調べランキング化。今季セリエAのクラブで多くの警告を受けたクラブを紹介する。


9位タイ:トリノ(リーグ7位)

イエローカード(87枚)

トリノはワルテル・マッツァーリ監督のもとで今季躍進を見せた。特に終盤戦では来季欧州カップ戦を争うミランとの直接対決で勝利するなど上位に食い込む存在として注目を集めていたものの、7位で終え惜しくも欧州カップ戦への切符はつかめなかった。


9位タイ:サンプドリア(リーグ9位)

イエローカード(87枚)

ベルギー代表MFデニス・プラートやポーランド代表MFカルロ・リネッティをはじめ強固な中盤が特徴的なサンプドリアは、昨季に続き今季もシーズン序盤から好調を維持していた。ただ4月以降は勝利から見放される試合が多く、来季欧州カップ戦出場権争いに絡むことはできなかった。


6位タイ:ウディネーゼ(リーグ12位)

イエローカード(88枚)

昨夏に指揮官交代に踏み切っていたウディネーゼだったが、9月末から11月上旬にかけて未勝利と苦戦を強いられるなど、シーズン通して常にセリエB降格圏手前にいた。シーズン終盤には昨季と同様、再びイゴール・トゥドールを招へいし、セリエA残留を勝ち取っている。


6位タイ:ラツィオ(リーグ8位)

イエローカード(88枚)

シモーネ・インザーギ監督のもと、FWチーロ・インモービレやMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチなど強力な攻撃陣を擁したラツィオは、リーグ戦では格下相手に勝ち点を落とすなど決して満足のいく成績ではなかったものの、コッパ・イタリアで優勝し、来季ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得している。


6位タイ:フィオレンティーナ(リーグ16位)

イエローカード(88枚)

フィオレンティーナはシーズン序盤から勝ち切れずにドローに終わる試合が多かった。また2月下旬以降はリーグ戦未勝利、4月下旬から悪夢のリーグ戦5連敗を喫したことにより、約15年ぶりとなる残留争いに巻き込まれたが、最終節で残留争いのライバルであるジェノアと引き分けたことにより、辛うじて残留を果たしている。


5位:カリアリ(リーグ15位)

イエローカード(90枚)

カリアリはシーズン序盤からアタランタやミラン相手に善戦するなど順調に勝ち点を積み重ねた。また2月に黒星が先行していたもののそれ以降は再びコンスタントに勝ち点を獲得したこともあり、最終節まで残留争いに巻き込まれることはなかった。


4位:ジェノア(リーグ17位)

イエローカード(92枚)

ジェノアはポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクの活躍もあり、序盤は好調な戦いをしていたものの、突然の指揮官交代をきっかけに昨年末まで勝利から見放される厳しい状況に置かれた。また年明け以降は2月まで勝ち点を重ねていたものの、3月下旬以降は再び不振の陥り、結局最終節まで残留争いに巻き込まれている。


3位:フロジノーネ(リーグ19位)

イエローカード(99枚)

今季昇格組のフロジノーネは、開幕節から9試合連続未勝利と地力の差を見せつけられる格好となっていた。それ以降はミランやボローニャから勝ち点を獲得するなど善戦していたものの、再び黒星が先行し勝ち点25でセリエB降格となっている。


2位:キエーボ(リーグ20位)

イエローカード(104枚)

キエーボは過去の移籍における不正行為が発覚したことに伴いシーズン序盤に3ポイントのはく奪処分を受けるなどピッチ外での出来事が大きな影響を与えた。シーズン序盤から苦戦を強いられると、元イタリア代表指揮官のジャン・ピエロ・ベントゥーラを招へいしたものの、改善の兆しは一向に見えることなく最下位で今季を終えている。


1位タイ:SPAL(リーグ13位)

イエローカード(111枚)

セリエA挑戦2シーズン目となったSPALはレオナルド・センプリチ監督のもと組織立った守備で対戦相手を苦しめると、3月以降はローマ、ラツィオ、ユベントスなど上位陣から勝ち点3を獲得し周囲を驚かせていた。