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ローマ新星ザニオーロ、一転して契約延長へ。ユベントスやトッテナムが関心示すも

ローマのニコロ・ザニオーロ 写真提供:Getty Images

 ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロはこれまでの移籍報道から一転して契約延長に傾いているようだ。現地時間14日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ザニオーロは昨夏に元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランがローマからインテルに移籍したことに伴い、同選手と入れ替わる形でローマに加入。

 今季序盤はMFハビエル・パストーレの台頭もあり出場機会に恵まれなかったものの、そのパストーレが度重なる負傷離脱に見舞われたこともあり、昨年11月以降から先発メンバーの座を奪っており、ここまで公式戦35試合に出場している。

 同選手の去就を巡っては、以前からユベントスが関心を強めているほか、バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリードも移籍先の可能性があるクラブにあがっていた。

 さらに今季チャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を果たしたトッテナム・ホットスパーもセリエA第36節・ローマ対ユベントスにスカウト陣を派遣するなど関心を寄せていた。

 しかしザニオーロは『コリエレ・デッロ・スポルト』の取材に対して「僕はまだ4年間の契約期間を残しているし、僕の将来はここにある」と今夏のローマ退団を考慮していない姿勢を見せている模様。

 また同選手は「他クラブからの興味を嬉しいものだ。ただここで幸せだし、新契約にサインする準備をしているよ」と語っており、契約延長に近づいていることも明かしているようだ。