ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、ラ・リーガ優勝の裏で… オランダ代表GKシレッセンが今夏退団の意思示す

バルセロナのヤスパー・シレッセン 写真提供:GettyImages

 バルセロナのオランダ代表GKヤスパー・シレッセンは今夏にクラブを離れる意思を明確にしているようだ。現地時間28日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 シレッセンは2016年夏にアヤックスから加入したものの、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのバックアッパーに甘んじ、加入1年目の2016/17シーズンは公式戦10試合の出場に終わっている。

 以降もシュテーゲンが大半の公式戦でゴールマウスを守る状況に変化は見られず、今季もここまでコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でしかほぼ出場機会が与えられない厳しい立場となっている。

 この現状について同選手は「僕はこれから休日に入る。プレーしたいので、そのような環境にあるクラブを見つけることができればと願っている」と語っており、バルセロナでのキャリアに終止符を打つことを明言。

 また同選手は現在バルセロナをはじめ多くのビッグクラブが獲得を狙っているオランダ代表DFマタイス・デ・リフトについて「フレンキー・デ・ヨングが(バルセロナに)やって来ることは知っている。ただデ・リフトについては本当かどうか分からない」と語るにとどめているようだ。

 なお、バルセロナは27日に行われたラ・リーガ第35節・レバンテ戦で1-0と勝利を飾り、優勝を果たしている。ただシレッセンは自身がリーグ戦不出場だったこともあり、タイトル獲得を正直に喜ぶことができなかったかもしれない。