セリエA インテル

イカルディ妻、インテル首脳陣にキャプテンはく奪について注文 「再び戻っていたならば…」

インテルのマウロ・イカルディ 写真提供:GettyImages

 インテルのFWマウロ・イカルディの妻であり、かつ代理人を務めているワンダ・ナラさんは今年2月中旬に行われたキャプテンの交代について言及しているようだ。現地時間23日、イタリアのテレビ番組『ティキ・タカ』がこれを伝えている。

 イカルディはこれまで自らが担っていたキャプテンの役割を今年2月中旬にスロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチに変更されて以降、1カ月以上に渡って公式戦に出場していなかった。

 また同選手は膝の負傷を主張し、トレーニングへの参加も拒否し続けていたが、今月3日に行われたセリエ第30節・ジェノア戦で先発メンバーに復帰している。

 この突然のキャプテン交代を巡っては、ワンダ・ナラさんとクラブ首脳陣の関係が悪化したという見方が一部であり、イカルディの去就に影響を与えているという報道が一時飛び交っていた。

 ただワンダ・ナラさんは同選手の去就について「私たちの家族はインテリスタだ。私たちはミラノにいるし、ここに留まると確信している。子供たちもミラノの学校に通い始めているよ」と改めてインテル残留が確実であると主張。

 その一方でキャプテン交代については「彼のもとに再びキャプテンマークが戻っていたならば、問題にならなかっただろう」と語っており、インテル首脳陣の判断に対して注文をつけているようだ。

 残留の方向に傾いていると周囲には伝えられている中、今回のワンダ・ナラさんの発言により、イカルディを巡る問題は依然として存在すると考えられるかもしれない。