イカルディ、妻が今夏インテル残留を明言か。レアル行きの可能性伝えられるも

　インテルのFWマウロ・イカルディの妻であり、かつ代理人を務めているワンダ・ナラさんが同選手の去就について語っているようだ。現地時間22日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。

　イカルディはこれまで自らが担っていたキャプテンの役割を今年2月中旬にスロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチに変更されて以降、1カ月以上に渡って公式戦に出場していなかった。

　また同選手は膝の負傷を主張し、トレーニングへの参加を拒否し続けていたものの、先月26日に40日ぶりとなる全体練トレーニングへの合流を果たすと、今月3日に行われたセリエ第30節・ジェノア戦で先発メンバーに復帰している。

　ただ同選手の去就を巡っては、一時はインテルが今夏放出に向けて動きを見せていると伝えられており、レアル・マドリードが1億1000万ユーロ（約138億円）にものぼる契約解除金を支払って獲得する可能性が伝えられるなど去就不透明となっていた。

　しかしワンダ・ナラさんは「私たちは来シーズンもここに居続けるつもりだ。彼は以前と比べて今はより落ち着いている」と語っている模様。今夏のインテル退団を考えていないことを強調しているようだ。

　なお、現在2021年夏までとなっている契約期間については昨夏以降から数カ月に渡って契約延長交渉を行っているものの、未だ合意に達していない。イカルディの去就に今後も注目が集まる。