バルセロナ レアル・マドリード

バルサのアルトゥール、来週なかばのクラシコでの早期復帰目標も…

バルセロナのアルトゥール 写真提供:GettyImages

 バルセロナのMFアルトゥールは現地時間27日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグ・レアル・マドリード戦での復帰を目指しているようだ。22日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 アルトゥールは今月6日にバルセロナのホームであるカンプ・ノウで行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグで先発フル出場を果たしたものの、試合後に左ハムストリングを負傷していることが判明し、戦線離脱を余儀なくされた。

 ただ同選手の離脱期間は当初約3~4週間と予想されていたものの、今週なかばにはチームがチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の1stレグ・オリンピック・リヨン戦でフランスに遠征する中、バルセロナのトレーニング施設に姿を現し、個別メニューをこなしていた。

 さらにアルトゥールは22日午後の全体トレーニングにも参加していることから、来週なかばに行われるクラシコでの復帰を目標にしているとの見方が広まっている。

 ただチームを率いるエルネスト・バルベルデ監督はアルトゥールについて「クラシコで起用できるかどうかについて現時点では分からない」と語っており、同選手の早期復帰に慎重な構えを見せているようだ。

 CLを含めた三冠を視野に入れているバルセロナにとってはこのクラシコがひとつの大きな山場となるだけに、アルトゥールの出場可否がチームの行方を左右するかもしれない。