アトレティコ・マドリード チャンピオンズリーグ

闘将シメオネ、CL2ndレグ・ユーベ戦でベンチ入り禁止処分の可能性浮上

アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督 写真提供:GettyImages

 アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督はチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の1stレグ・ユベントス戦での振る舞いを巡り、欧州サッカー連盟(UEFA)から何らかの処分を科されるかもしれない。現地時間22日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 アトレティコのホームであるワンダ・メトロポリターノで行われたこの一戦では78分にDFホセ・ヒメネスが先制ゴールを挙げると、その5分後にはウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンが追加点をマーク。2-0と勝利しベスト8入りへ大きく近づいている。

 ただ先制ゴールを挙げたシーンではシメオネ監督が自身の両手を股間に当てるパフォーマンスをスタンドのファンにむけて披露。本人はこれについて「良くないジェスチャーだったのは認める。ただそれでも私はあれをやる必要があると感じた」と語っており、この一戦の重要性を理解しているからこそやらなければならなかったパフォーマンスであると説明している。

 しかしUEFAはこれを問題視している模様。同監督に対してユベントスのホームのアリアンツ・スタジアムで行われる2ndレグでベンチ入り禁止処分を科す可能性が浮上しているようだ。

 なおアトレティコ・マドリード対ユベントスの2ndレグは3月12日に行われる。ホームで大きなアドバンテージを得たアトレティコではあるものの、2ndレグでは1stレグ以上に厳しい戦いとなるかもしれない。