プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

獲得すれば、マンUのトップ4フィニッシュを可能にできる?3人の補強候補

オーレ・グンナー・スールシャールの監督就任から負けなしと、良い流れで新年を戦っているマンチェスター・ユナイテッド。気づけばチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位チェルシーとの勝ち点差は6と、トップ4フィニッシュが現実味を帯びてきている。そこで今回は、ユナイテッドのトップ4フィニッシュの可能性をより高める3人の補強候補をご紹介する。


フィリペ・コウチーニョ

クラブ:バルセロナ

多額の移籍金を用意し、コウチーニョの獲得を実現させたバルセロナ。しかし、彼の現在のパフォーマンスはバルセロナでの将来に不安を残している。リオネル・メッシが負傷で離脱した際に、彼が自身のポテンシャルを最大限に発揮するチャンスが訪れたが、そのチャンスをつかんだのはウスマン・デンベレだった。

仮にコウチーニョがプレミアリーグに戻る決断をすれば、リバプールのサポーターからは考えられないほどのブーイングを浴びるだろう。ただ、スールシャールが率いるユナイテッドではトリッキーな彼を迎えることのできる体制が整っている。彼が攻撃陣を操る役割を担うこともできるだろう。ポール・ポグバやアントニー・マルシャル、マーカス・ラッシュフォード、ジェシー・リンガードなど、駒は強力だ。それをコントロールできる存在になればトップ4はすぐそこだ。


ドウグラス・コスタ

クラブ:ユベントス

D・コスタはバイエルンからユベントスに移籍して以降、矛盾を感じざるを得ない時間を過ごしていると言えるだろう。昨シーズンはわずか18試合の先発出場で16ゴールを挙げる大活躍。しかし、今シーズンはクリスティアーノ・ロナウドの加入、パウロ・ディバラの右サイド起用もあり、14試合に出場しているものの出場時間は428分にとどまっている。数字面でも2アシストと物足りなさを感じているだろう。

そんな彼にとって、プレミアリーグからの誘惑は魅力的だろう。左利きのウィンガーはユナイテッドが欲するものの1つだ。フアン・マタもウィングとしてプレーできるが、サイドでは物足りない。D・コスタはユナイテッドのトップ4入りに欠けている部分を補える存在だ。


カリドゥ・クリバリ

クラブ:ナポリ

今のユナイテッドに最も足りないのは世界的なCBだろう。カリドゥ・クリバリはユナイテッドが抱える最終ラインの問題をすべて解決することのできる能力を持っている。彼は世界で今最も人気のあるCBの1人だ。ユナイテッドはディフェンスラインからのビルドアップに大きな問題を抱えている。しかし、クリバリが来ればすべて解決。パスでFWまで鋭いパスを通すこともできれば、ドリブルで持ち上がることもできる。

クリバリの空中戦、対人戦、スピード、ボール奪取能力は世界で見てもトップクラスだ。相性のCBを現状のリソースから上手に選ぶことができれば、プレミア屈指の守備力を得られるだろう。ユナイテッドにはダビド・デ・ヘアもいる。トップ4はグッと近くなるはずだ。


名前:菊池大将
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