アジア

アジア1熱いスズキカップ。対戦国から見たベトナム代表

前回は対戦国から見たマレーシア代表をご紹介した。今回は、決勝で激突しているベトナム代表編だ。アウェイでの1stレグを2-2の引き分けで乗り切ったベトナム代表に対する、フットボール・トライブ各エディションスタッフの意見は次のページから。


アイマン・ナジルムディンの見解(FTマレーシア編集部)

強み:彼らの一番の強みは、精力的で勝利に飢えているという点だ。多くの選手がU-23代表で、中国でのAFC U-23選手権では準優勝を果たしている。また、彼らの攻撃は非常にスピーディーだ。ボールを保持している際の攻撃は選択肢が多く、クレバーなウィンガーを使って巧みに攻撃する。

弱点:彼らの若さは強みであり、弱点でもある。1stレグのアウェイでのマレーシア代表戦は8万人のサポーターが集まる非常に難しい試合だった。しかし、2-2の引き分けで乗り切っている。しかし、彼らは安心できない。若さという不安定な要素がどのように作用するか見てみよう。


オッブ・ディーワジンの見解(FTタイ編集部)

強み:彼らの強みは試合をマネジメントする能力にある。マレーシア代表のようにポゼッションで試合をコントロールする相手にも、上手に対応する。フィリピン戦のように派手さはないが、すべき仕事をしっかりとこなせるチームだ。これは強いチームに共通する。

弱点:彼らの弱点はグループステージでマレーシア代表に勝利を収めたことだろう。比較的順調に勝利を手にした。しかし、マレーシア代表は大会の中で成長している。同じ戦い方をすれば、対応されるだろう。1度倒しているチームと戦うのは戦い方を変えるのか?など、非常に難しい選択を迫られる。


スティーブン・デニス(FTインドネシア編集部)

強み:若い選手の多いベトナム代表は、今後数年間に渡って明るい未来が続くだろう。支配的なチャンピオン(タイ代表)が敗れた今、優勝に一番近いチームだ。グループステージでは得点を許した印象がほとんどないほどのパフォーマンスを発揮。ホームでの戦いに期待だ。

弱点:ベトナム代表はすでに今大会で1度マレーシア代表に勝利しているが、だからこそ警戒すべきだ。最後の15分間の得点率が高いチームなので、彼らは最後まで気を抜かないようにする必要がある。終盤のゴールは試合を決定づける可能性が高い。


ジャン・チャンスリチャウラ(FTアジア)

強み:朴恒緒監督は自身の豊富な経験をもとに、若いチームを成長させた。それは2ndレグでも発揮されるだろう。マレーシア代表に1stレグで引き分けたことは大きな自信になったはずだ。若さから来る勢いに期待できる。

弱点:ベトナム代表はグループステージでも決勝1stレグでもマレーシア代表に支配率で大きく下回った。これまでは戦術が機能し大量失点を免れてきたが、集中力が切れれば終わりだ。試合終了まで集中力を欠いてはいけない。