Jリーグ

1位は鹿島アントラーズが誇るキャプテン。日本人Jリーガーの市場価値ベスト10

Jリーグも12月上旬に終わり、そしてJ1参入プレーオフも先週末にジュビロ磐田の残留で幕を閉じている。また天皇杯では浦和レッズは12年ぶりとなるタイトル奪取に成功しており、来季AFCチャンピオンズリーグ出場権を手に入れた。今回は今季の日本人Jリーガーで市場価値が高い上位10選手を紹介する。


10位:興梠慎三

市場価値:149万ポンド(約2億1000万円)
ポジション:FW
所属クラブ:浦和レッズ

武藤雄樹とともに2トップの一角を担い、シーズン後半戦の巻き返しに大きく貢献したほか、12年ぶりとなる天皇杯制覇を成し遂げている。また今季のリーグ戦得点数は「15」得点とリーグ第4位にランクインしたほか、7シーズン連続2桁得点という最長タイ記録を打ち立てた。


9位:阿部浩之

市場価値:153万ポンド(約2億2000万円)
ポジション:FW
所属クラブ:川崎フロンターレ

小林悠、中村憲剛、家長昭博らとともに強力な攻撃陣を形成した阿部浩之は今季、主に左サイドを主戦場としていた。アシストなど目に見える数字はすこし物足りなく感じるかもしれないが、それでも間違いなくリーグ最多得点に大きく貢献している。


8位:柏木陽介

市場価値:158万ポンド(約2億2500万円)
ポジション:MF
所属クラブ:浦和レッズ

これまでの中盤センターよりも少し前目のポジションで起用されることの多くなった柏木陽介はチームの得点力向上に必要不可欠な存在であるとともに、キャプテンとしてチームの精神的支柱の役割を果たし、見事天皇杯のタイトル獲得を果たしている。


7位:土居聖真

市場価値:158万ポンド(約2億2500万円)
ポジション:FW
所属クラブ:鹿島アントラーズ

左サイドや2トップの一角など前線の様々なポジションで起用された土居聖真は天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)など数多くのコンペティションを並行して戦う中で公式戦51試合に出場するなど、大岩剛監督から全幅の信頼を寄せられている。


6位:谷口彰悟

市場価値:162万ポンド(約2億3000万円)
ポジション:DF
所属クラブ:川崎フロンターレ

リーグ屈指の攻撃力を備えながらも今季は失点もリーグ最少と昨季からさらに改善されている。その中でも谷口彰悟はリーグ戦全試合で先発フル出場を果たした。来季も不動のセンターバックとしてタイトル奪取の要となることはできるのだろうか。


5位:金崎夢生

市場価値:180万ポンド(約2億5600万円)
ポジション:FW
所属クラブ:サガン鳥栖

※写真は鹿島アントラーズ在籍時

今夏に鹿島アントラーズからサガン鳥栖に加入した金崎夢生は、FWフェルナンド・トーレスとともに2トップを組むことが多かったものの、シーズン前半戦と同様に得点力不足が解消されなかった。また残留のかかったシーズン終盤には負傷により欠場していた。来季への巻き返しにファンの期待が高まっているだろう。


4位:杉本健勇

市場価値:180万ポンド(約2億5600万円)
ポジション:FW
所属クラブ:セレッソ大阪

長身の大型ストライカーである杉本健勇は、FW大迫勇也に次ぐセンターフォワードとして日本代表入りが期待されていたものの11月の国際親善試合では不本意な結果に終わっている。今シーズンオフは浦和レッズ移籍の可能性も噂されているが移籍した場合、来季は勝負のシーズンとなることだろう。


3位:小林悠

市場価値:207万ポンド(約2億9400万円)
ポジション:FW
所属クラブ:川崎フロンターレ

抜群の得点能力を誇る小林悠は今季もリーグ戦で15得点とキャプテンとしての役割を果たすとともにJ1リーグ連覇を達成している。ただ10月に日本代表を離脱するなど悔しさも負傷も抱えていた。来季は万全のコンディションで開幕を迎えたいところだ。


2位:清武弘嗣

市場価値:293万ポンド(約4億1600万円)
ポジション:MF
所属クラブ:セレッソ大阪

セビージャから2017年1月に古巣であるセレッソ大阪に復帰した清武弘嗣であるが、ふくらはぎの負傷でシーズン序盤で出遅れるとその後も負傷離脱を繰り返したこともあり、満足したシーズンを送れなかった。それでも日本人Jリーガーで第2位の市場価値と今でもトップレベルに位置付けられている。


1位:昌子源

市場価値:315万ポンド(約4億4800万円)
ポジション:DF
所属クラブ:鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズの最終ラインを支える昌子源はキャプテンとしてクラブ創設以来初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を成し遂げている。また同選手にはリーグアンのトゥールーズが獲得に興味を示しており、今冬の海外移籍が濃厚と伝えられている。