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「議論に価値があると思わない」 バイエルンCEOがハメスの去就報道に苦言

 バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)はコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの去就報道に意を介さない姿勢を鮮明にしているようだ。現地時間23日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。

 ハメス・ロドリゲスは昨夏にレアル・マドリードから2年のレンタルでバイエルンに加入しており、今季もここまでコンスタントに出場機会を得ている。しかしここにきてレンタル終了後の去就についてユベントス移籍やマドリード復帰など周囲では様々な憶測が広まっている。

 その中、ルンメニゲCEOは「我々は2019年6月15日まで、買い取りオプションを行使することが可能なことですでに合意に達している。今はまだ11月だ。11月にこのことについて議論することに価値があると私は思わない」と強気のコメントを残している。

 また同CEOはハメス・ロドリゲスの将来について「我々はこれから評価を下すことになるだろう。だがそのタイミングはまだ先だ」と話すにとどめており、周囲の報道に影響されることはないという構えを示しているようだ。

 なおこのレンタルでの契約には4200万ユーロ(約55億円)の買い取りオプションが付帯されている。ハメス・ロドリゲスがシーズンに集中するためにも、ルンメニゲCEOの言葉には周囲の雑音をシャットアウトする狙いがあるのかもしれない。