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パトでも、フッキでも、ペッレでもない。中国リーグ得点王は中国のマラドーナ?

 中国サッカー・スーパーリーグのシーズンが11日に終了した。優勝には7年連続で王者に君臨していた広州広大を破り、上海上港が優勝を果たした。

 そして、注目すべきなのは今年の得点王。中国には元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトや、元ブラジル代表フッキ、イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレなどヨーロッパで活躍した選手たちが多く在籍しているが、得点王は上海上港の中国代表FWウー・レイが獲得した。

 26歳のウー・レイは中国のマラドーナと呼ばれ、リーグ戦29試合に出場し27ゴール10アシストと大車輪の活躍を見せた。一方、ペッレは16ゴール、パトは15ゴール、フッキは13ゴールにとどまった。

 2015年と2017年に2位を経験した上海上港だったが、ウー・レイの活躍もあり、初めて中国サッカー・スーパーリーグを優勝した。

 ウー・レイは来年1月に行われるアジアカップで日本代表の脅威となって立ちはだかるかもしれない。