アジア AFCチャンピオンズリーグ

【ACL決勝】鹿島がクラブ史上初のアジア制覇!

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2stレグが11日に行われ、鹿島アントラーズがペルセポリス(イラン)と対戦した。

 1stレグでは鹿島が2-0で勝利。2ndレグでは勝つか引き分け、もしくは1点差での負けや1点以上を奪っての2点差負けでも、アウェーゴール数で上回り優勝が決まる。

 鹿島はボールを持つたびにブブゼラが鳴り響く中、決定的チャンスを作る。14分、左サイドでボールを受けた鈴木のクロスにファーサイドでフリーで受けた土居がトラップからグラウンダーのシュートを放つもゴール左に外れてしまう。

 その後は徐々にペルセポリスがボールを握りチャンスをうかがう展開に。すると39分にMFバッシャール・ラサンにドリブルでPA内へ侵入されシュートを打たれるもキーパー正面。さらに42分にはMFアフマド・ノールッラヒーがペナルティエリア右の手前から左足で強烈なミドルシュートを放つもGKクォン・スンテが弾いた。

 前半はこのまま終了。鹿島は無失点で切り抜け、スコアレスで折り返した。

 後半もペルセポリスがボールを支配。63分にはクリアミスに反応したFWアリ・アリプールゴールを狙うも枠の外。守る鹿島は次第に自陣深くまで攻め込まれるシーンが増えていたが、カウンターからチャンスをうかがう。

 試合終了間際にはペルセポリスの猛攻に遭う。これを鹿島はGKクォン・スンテを中心になんとか守り切り0-0で試合を終えた。

 これにより2戦合計2-0で鹿島の優勝が決定。クラブ史上初となるACL優勝を成し遂げた。

【スコア】
鹿島アントラーズ 0-0 ペルセポリス
(2戦合計2-0)