セリエA

誕生日に解任の憂き目。今季セリエA昇格組エンポリが監督交代を発表

 セリエAで現在18位と降格圏内に沈んでいるエンポリは現地時間5日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督の解任を公式発表した。

 エンポリは2016/17シーズンに18位となりセリエBへ降格したものの、わずか1シーズンでセリエA復帰を果たしていた。またアンドレアッツォーリは昨年12月にエンポリ指揮官に就任すると、リーグ戦23試合無敗という偉業を成し遂げたことにより、シーズン終了時に2020年夏までの契約延長を勝ち取っていた。

 しかしセリエAへ舞台を移した今季は開幕節のカリアリ戦以来勝利から遠ざかっており、今節のナポリ戦では1-5と惨敗を喫していた。またエンポリは第11節終了時点で1勝3分7敗とここまで積み重ねた勝ち点はわずか「6」にとどまっていた。

 これを受けてクラブ首脳陣はアンドレアッツォーリの解任を決断。後任監督の名前はまだ公式発表していないものの、昨季にサッスオーロ指揮官を務めていたジュゼッペ・イアキーニと合意間近に迫っているようだ。

 なお、アンドレアッツォーリは今年11月5日に65歳を迎えているが、皮肉なことに自らの誕生日に指揮官の座が解かれるという形となっている。