プレミアリーグ レスター・シティ

レスターへの愛を貫き、自身も愛されたビチャイ・スリヴァッダナプラバ

 チョンブリーFCとパタヤ・ユナイテッドは海岸線を36キロ離れた場所にあり、2018シーズンのタイ・リーグの最終順位は隣り合わせであった。しかしながら、チョンブリFC(かつてはタイで最高のクラブの1つだった)が前オーナーの下でどのような終わりを迎えたかは、タイのオーナーシップにおける古典的な例と言えるだろう。

 ビチャイ氏の後に続くのは

 パタヤ・ユナイテッドはチョンブリのオーナーから解放され、地域のフットボールの独占に失敗。誰もがクラブの未来を想像することができなかった。しかし、現在はタネット・パニチェワの下、最高のクラブとしてのフライトを維持することができている。

「僕が見ている限りでは、彼らはこれまでの成り行きから解放され、コーチングスタッフにかつての仕事に戻るように促している。彼らは地域の若者を促進するために、グラスルーツのレベルから育成を行っている。誰もが僕らのオーナーに喜びの感情を抱いているだろう」とパタヤ・ユナイテッドのサポーターは語った。

 しかしながら、わずか数か月後にはパタヤ・ユナイテッドのファンベースの成長は過小評価され、無視され始めた。先月にはオーナーがビジネス上の利益を追求するための完全なブランド変更を行うことに加えて、バンコク郊外のサミュラ・プラカン(過去に多くのクラブが失敗を経験してきた地域)へのクラブ移転計画が報道された。

 無料のチケット、無料のビール、無料のドーナツはタブロイド紙の見出しに似ているかもしれない。しかし、背景に照らし合わせるとタイのサッカークラブのオーナーになった男の物語に明かりを灯すこととなった。

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名前:菊池大将
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