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リバプール、今月イタリア代表デビュー飾った有望株の争奪戦でリードか

 リバプールはカリアリのイタリア代表MFニコロ・バレッラの争奪戦で一歩リードしているようだ。現地時間13日、イタリア・サルデーニャ島の地元紙『La Nuova Sardegna』がこれを伝えている。

 バレッラは昨季、中盤の主力としてリーグ戦34試合に出場し6ゴールを決めている。また同選手は今年10月のインターナショナルマッチウィークにおいてイタリア代表に初選出されると、現地時間10日に行われた国際親善試合・ウクライナ戦でデビューを飾っている。

 クラブの契約期間を2022年まで残しているバレッラを巡っては、インテルやミランなどイタリア国内複数クラブが以前から獲得を画策していると伝えられている。しかしリバプールもスカウト陣をサルデーニャ島に送り込むなど同選手の動向を注視している模様。

 なおカリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長が移籍金を5000万ユーロ(約65億円)に設定していることから、インテルやミランよりも多くの資金を用意できるリバプールが獲得レースで優位に立っているという見方が広がっているようだ。

 未来のイタリア代表を担う有望株として様々なクラブから注目を受けているバレッラではあるが、果たして来年1月や今季終了後に何らかの動きがあるのだろうか。