リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSGが5点差で勝ったCLの試合に八百長疑惑…仏当局が調査開始

 今月4日に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ第2節、パリ・サンジェルマンとツルべナ・ズべズダ戦で八百長疑惑が浮上し、フランス当局が捜査を開始している。フランス紙『レキップ』が報じている。

 ネイマールのハットトリックなどでPSGが6-1で勝利したこの試合だが、同紙によるとUEFAからの警告を受けたフランス当局が捜査を始めたという。

 UEFAはツルべナ・ズべズダの幹部と共犯者が、自らのチームが5点差で負けることに数百万ユーロを賭ける意思を示したというレポートを試合の数日前に受け取っていたとのこと。賭け金は500万ユーロ(約6億5000万円)近い金額で、数千万ユーロの利益を得たとされている。

 両クラブはこれらの報道を受け、関与を全面的に否定する声明を発表。ツルべナ・ズべズダは「最大限の怒りと嫌悪感」とこの報道を完全に否定。PSG側も「このような疑惑に直接的にも間接的にも関与していない。クラブの名誉毀損に繋がる言説に対しては法的措置も辞さない」と述べている。