リーグ・アン ニース

元悪童バロテッリ、自身のコンディション管理不足痛感し“改心”か

 ニースのイタリア代表FWマリオ・バロテッリはどうやら自身の態度を改めたようだ。現地時間25日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 バロテッリはこの夏にニースを退団する可能性が伝えられるなど去就問題に揺れたが最終的には残留を決断。ただ同選手はイタリア代表への合流前、ニースへの他のチームメイトよりも2週間遅く合流した際に、体重の大幅増加という形で自身のコンディション管理不足を露呈しており、パトリック・ビエラ監督から厳しい指摘を受けている。

 また9月上旬に行われたUEFAネーションズリーグ第1節・ポーランド戦で先発出場を果たしたものの、低調なパフォーマンスに終わり、チームも1-1のドローに終わっていた。そして第2節・ポルトガル戦ではベンチ入りすらすることができず、スタンドからの観戦を強いられていた。

 そして直後のリーグアン第5節・スタッド・レンヌ戦で招集メンバーから外され、先週末の第6節・モンペリエ戦でも先発出場を果たしたものの低調なパフォーマンスに終わり、一部のチームメイトから批判を受けていた。

 しかしバロテッリはコンディションを万全な状態に戻すべく、ここ数週間は朝7時30分にクラブ施設に来てトレーニングに励んでいる模様。どうやら自身のコンディション管理不足を痛感したことが行動として現れているようだ。

 ただ現地時間25日に行われた第7節・ナント戦では再び招集メンバー外となっている。それでもバロテッリが指揮官やチームメイトから再び信頼を取り戻すべく、より一層トレーニングに集中することだろう。