ブンデスリーガ 海外日本人選手

ブンデスリーガ日本人選手の活躍は?今季は12名がドイツで飛躍を誓う

欧州主要リーグで最も多くの日本人選手が在籍するドイツ・ブンデスリーガ。1部には久保裕也、宇佐美貴史、原口元気、浅野拓磨、大迫勇也、長谷部誠、香川真司の7名。2部には酒井高徳、伊藤達哉、宮市亮、井手口陽介、奥川雅也の5名が在籍中だ。1部は4試合を消化、2部はすでに6試合を消化している。今回はブンデスリーガに所属する日本人選手の出場状況と活躍をご紹介したい。


久保裕也

所属:ニュルンベルク
チーム成績:1勝2分1敗
出場記録:全4試合先発フル出場

開幕節のヘルタ・ベルリン戦から4試合連続で先発フル出場中。またゴールやアシストはないが、左ウイングのレギュラーポジションを確保している。


宇佐美貴史

所属:フォルトゥナ・デュッセルドルフ
チーム成績:1勝2分1敗
出場記録:ベンチ入り2試合、ベンチ外2試合

今夏のチーム合流が遅れたため、開幕節、第2節はベンチ外。第3節、第4節はベンチ入りを果たしたが出場はなかった。今季はチームが5-3-2のフォーメーションを採用。宇佐美が得意とする2列目のポジションは存在せず、2トップの一角で出場を狙うことになる。


原口元気

所属:ハノーファー
チーム成績:0勝2分2敗
出場記録:先発1試合、途中出場2試合、ベンチ入り1試合

コンディション調整が遅れて開幕から3試合はベンチスタート。第4節ニュルンベルク戦で今季初先発を飾ったが、前半にチームメイトがレッドカードを提示されたことにより、ハーフタイムで途中交代となってしまった。


浅野拓磨

所属:ハノーファー
チーム成績:0勝2分2敗
出場記録:先発3試合、ベンチ入り1試合

DFBポカール1回戦のカールスルーエ戦では1ゴール、1アシストを記録。しかし、リーグ戦では未だ無得点。第3節ライプツィヒ戦ではボールロストから失点に関与してしまい、第4節ではベンチスタートとなった。


大迫勇也

所属:ブレーメン
チーム成績:2勝2分0敗
出場記録:先発3試合、ベンチ外1試合

開幕からレギュラーポジションを確保。第4節アウクスブルク戦は胃腸炎で欠場したが、第2節フランクフルト戦ではリーグ戦今季初ゴールを記録した。


長谷部誠

所属:アイントラハト・フランクフルト
チーム成績:1勝1分2敗
出場記録:先発1試合、ベンチ入り1試合、ベンチ外2試合

開幕から3試合は出場しなかったが、第4節ライプツィヒ戦で今季初出場。ドイツ誌『キッカー』でいきなり第4節リーグベストイレブンに選出される活躍を見せている。


香川真司

所属:ボルシア・ドルトムント
チーム成績:2勝2分0敗
出場記録:先発1試合、ベンチ外3試合

開幕3試合はベンチ外となったが、第4節ホッフェンハイム戦で今季初先発を飾った。ルシアン・ファーブレ監督は4-3-3の中盤に運動量や球際の強さを求めており、香川やゲッツェなどテクニックを持ち味とする選手の序列は低くなっている。


酒井高徳

所属:ハンブルガー(2部)
チーム成績:4勝0分2敗
出場記録:全6試合先発出場、フル出場4試合

2部降格となったが、今季もハンブルガーに残留。全6試合に先発出場し、4試合でフル出場。主力選手として活躍を続けている。


伊藤達哉

所属:ハンブルガー(2部)
チーム成績:4勝0分2敗
出場記録:先発3試合、途中出場1試合、ベンチ外2試合

ハンブルガー加入3シーズン目となった伊藤達哉。レギュラーポジションを掴んだとは言えないが、継続的に出場機会を確保している。


宮市亮

所属:ザンクトパウリ(2部)
チーム成績:3勝0分3敗
出場記録:途中出場1試合、ベンチ外5試合

第6節インゴルシュタット戦で長期離脱から復帰。今季初のベンチ入りを果たすと、70分に途中出場。いきなり今季初ゴールを記録した。出場機会の増加が期待される。


井手口陽介

所属:グロイター・フュルト(2部)
チーム成績:3勝2分1敗
出場記録:先発フル出場2試合、ベンチ入り1試合、ベンチ外1試合

第5節ホルシュタイン・キール戦で移籍後初出場、初先発を飾るといきなり初ゴールを記録。第6節ハイデンハイム戦でも出場し、2試合連続先発フル出場を飾っている。


奥川雅也

所属:ホルシュタイン・キール(2部)
チーム成績:2勝3分1敗
出場記録:途中出場2試合、ベンチ入り1試合、ベンチ外1試合

今季からホルシュタイン・キールへ加入。第4節からチームに合流した。第6節ボーフム戦の74分から移籍後初出場を果たした。