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FIFProワールドイレブンにまつわる興味深い16のデータ

国際サッカー連盟(FIFA)は24日、2018年のFIFProワールドイレブンを発表。FIFProワールドイレブンは、2万5000人のプロフットボーラーの投票によって決定する年間ベストイレブンだ。そこで今回は2018年のFIFProワールドイレブンにまつわる情報をご紹介したい。


今年も選出された2大スター

2005年から始まったFIFProワールドイレブンは今年で14回目。メッシとC・ロナウドは両者ともに12回目の選出となった。これはもちろん史上最多の受賞だ。


メッシとロナウドの次は?

セルヒオ・ラモスは9回目のワールドイレブン入り。メッシ、C・ロナウドに次ぐ史上3位タイの記録となった。もう一人の9回受賞はアンドレス・イニエスタだ。


史上第5位は?

メッシ、C・ロナウド、ラモス、イニエスタに次ぐ5位は8度目の受賞となったダニエウ・アウベス。ちなみにマルセロは5度目の受賞、モドリッチは4度目の受賞だ。


連続受賞者

ダニエウ・アウベス、マルセロ、メッシ、モドリッチ、ラモス、ロナウドは4年連続の受賞となった。


1年間で評価を落とした選手

昨年のワールドイレブンに選出されるも、1年で大きく票を減らした選手が5名いる。イニエスタ、ブッフォン、ボヌッチ、クロース、ネイマールだ。ただ、クロースに関しては票数こそ減らしたが今年も1560票を獲得。MF部門でアザールに次ぐ得票数を記録している。


史上最年少

ムバッペは歴代ワールドイレブン選出者の中で最年少の選手だ。これまでの最年少は2006/2007シーズンに受賞したメッシであった。


圧倒的な得票数

モドリッチは幅広いプレイヤーから支持を集めた。2万5000人中2万473人から票を獲得している。


ワールドイレブンの得票ランキング

モドリッチに次ぐ得票数2位はマルセロ、3位はロナウド、4位はラモス、5位はメッシ、6位はヴァランとなった。得票数の上位はレアル・マドリード所属選手が独占した。
(ディフェンダー4人、ミッドフィルダー3人、フォワード3人、ゴールキーパー1人が選出されるため、ディフェンダーが最も票を獲得しやすい)


最多選出クラブ

最多の選手が選出されたのはレアル・マドリード。マルセロ、モドリッチ、ラモス、ロナウド(昨季)、ヴァランの5名が選出された。


バルサは過去最小人数

今回バルセロナ所属の選手で選出されたのはメッシのみ。1人のみの選出は過去11年の歴史で最小人数となっている。


バルサが記録更新

バルセロナは過去11年で毎年ワールドイレブンを輩出している。通算選出回数は49回と歴代最多。2位はレアル・マドリードの43回、3位はチェルシーの11回だ。


プレミア史上初のGK選出

デ・ヘアはプレミアリーグ所属のGKとして初めてワールドイレブンを受賞した。これまで受賞した選手はセリエA(ジーダとブッフォン)、ラ・リーガ(カシージャス)、ブンデスリーガ(ノイアー)の所属選手であった。


プレミアが躍進

プレミアリーグは2014年以来となる3名が受賞。2014年に受賞したディ・マリアは冬の移籍市場でレアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドに加入していたため、1年間プレミアリーグで過ごした選手が3名受賞するのは史上初だ。


今回もラ・リーガが独占

今回もラ・リーガの選手が11名中6名を占めた。リーグ所属別選出数ランキングは1位がラ・リーガの94回。2位はプレミアリーグの27回。3位はセリエAで23回となっている。


国籍別ランキング

今回はカンテ、ムバッペ、ヴァランの3人を輩出したフランスが最多。歴代最多はブラジルの11人、2位はスペインとフランスの10人となっている。ちなみに、スペインは10人の選手が42回の受賞。フランスは10人の選手が11回受賞している。唯一の2度受賞はジネディーヌ・ジダンである(2004/2005シーズンと2005/2006シーズン)


投票した選手

最も多くの票を投じたのはイングランド出身選手(1576名)。2位は日本、3位はベネズエラ、4位はコロンビアの順であった。