
崩落したモランディ橋 写真提供:Getty Images
セリエA第1節、ミラン対ジェノアとサンプドリア対フィオレンティーナが延期されることが16日に正式発表された。
延期の要因となったのは、ジェノアとサンプドリアがホームタウンとするジェノバにあるモランディ橋の崩落事故。『BBC』などによれば、少なくとも37人の死者が出る惨事となっている。イタリア各地から約250人の消防隊員が集まり、救助活動に当たっているようだ。
そのような悲劇の中、ジェノアとサンプドリアは第1節の延期を要求。これが正式に認められ、試合の開催が延期する運びとなった。重大な事故が起きているのだから、当たり前の対応だろう。亡くなった方々のご冥福を祈ると共に、行方不明者の1人でも多い発見を願いたい。
ホームでの開幕戦が延期となったミランは、第2節、アウェイでのナポリ戦が実質的な開幕戦となった。しかし、この試合を主力であるハカン・チャルハノール不在で戦わなければいけないようだ。
チャルハノールは出場停止処分を受けており、それは本来あればスーペル・コッパ・イタリアーナで消化されるはずだった。しかし、サウジアラビアで開催されることにより、適応はセリエA第1節へとずらされることに。ただ第1節も延期となったので、第2節のナポリ戦で適用される、といった具合だ。
チャルハノールの不在により、ジャコモ・ボナベントゥーラを左のウィングで起用する可能性の高いミラン。インサイドハーフで新加入のティエムエ・バカヨコが見れる可能性は高いだろう。
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