代表チーム エジプト代表

元日本代表指揮官アギーレ、28年ぶりW杯出場のエジプト代表監督に

 エジプトサッカー協会(EFA)は元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏を新たに指揮官として迎え入れたことを1日に公式発表した。

 エジプトはワールドカップ・ロシア大会で28年ぶりに出場を果たしており、ロシア、ウルグアイ、サウジアラビアと同居するグループステージで台風の目になる存在として注目を集めていた。しかし、リバプールのFWモハメド・サラーがチャンピオンズリーグ(CL)決勝・レアル・マドリード戦における負傷により万全のコンディションで本大会を迎えられなかったことが響き、3敗でグループステージ敗退の憂き目に遭っていた。

 EFAは大会後にエクトル・クーペル監督の退任が発表され後任人事の選定を行っていたが、アギーレ氏と2022年のカタールW杯までの4年契約を結ぶことで決着をつけている。

 アギーレ氏はかつてブラジルW杯後にアルベルト・ザッケローニ氏の後任として日本代表監督に就任したものの、ラ・リーガ(スペイン1部)のサラゴサの指揮官を務めていた2010/11シーズンの最終節に関する八百長疑惑がかけられたこともあり、2015年2月に契約解除となっていた。

 なお同氏は2019年に控えるアフリカ・ネイションズ・カップの予選突破が最初に達成すべき目標となっている。