代表チーム スペイン代表

スペイン代表2選手、イラン戦の試合中における“紳士的行為”で称賛

 スペイン代表のレアル・マドリードMFイスコとバルセロナDFジェラール・ピケは日本時間22日未明に行われたイラン戦で試合中にある「小動物」を助けていたようだ。23日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 スペインはワールドカップ・ロシア大会・グループステージ第2戦でイランの自陣低いエリアの“バスを止める”戦術に苦しめられたものの、アトレティコ・マドリードのFWジエゴ・コスタのゴールを最後まで守り切り、1-0で辛くも勝利している。

 その緊迫した試合中にも関わらず、イスコとピケはピッチに侵入してきた小鳥を外に出して助けており、中継を通じてその様子がキャッチされていた模様。この行動にアメリカの動物保護団体である『動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)』は「小鳥を危険が伴わない場所に出そうと務め、小鳥の命を救った選手たちの行動は思いやりのあるものだった」と声明を出しており、両選手を称賛しているようだ。

 なおスペインは日本時間27日未明にグループステージ最終戦であるモロッコ戦に臨む。紳士的な行動をとったピケとイスコがこの一戦で好パフォーマンスを披露してくれることを多くのフットボールファンが期待しているだろう。