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コロンビアメディア、パラグアイ戦2得点の乾貴士への警戒感あらわに

 日本時間12日晩に行われたパラグアイ戦で後半に4ゴールを奪い逆転勝利を収めた日本代表についてコロンビアメディア『Futbol Red』は「能力の片鱗を見せた」と伝えているようだ。

 日本はワールドカップ・ロシア大会前の最後の強化試合であるパラグアイ戦にて前半の32分にMFオスカル・ロメロに先制ゴールを許すも、後半にベティスのMF乾貴士が2ゴールを挙げるなど4得点を奪い、4-2と勝利を飾っている。

 この試合について同メディアは日本がスイス戦から先発メンバーを数名入れ替えたことを前提とした上で「コロンビアとの一戦を前にベストパフォーマンスを示した」と一定の評価を与えている。またこの一戦で2回ゴールネットを揺らしたベティスのMF乾貴士については「彼は初めてのワールドカップを迎えるが、コロンビア戦における“奇策”の一部となるだろう」と警戒感を強めている。

 一方パラグアイについては、得点を挙げたオスカル・ロメロをはじめ一部の選手のパフォーマンスは評価に値するものの、チーム全体としてのアイデアは非常に乏しいものにすぎなかったと酷評している。

 イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』の論評でもパラグアイ戦の勝利を評価された日本代表だが、果たしてこの一戦での収穫を本大会に生かすことができるのだろうか。