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日本と同組コロンビア、主力DFファブラが靭帯断裂の重傷で負傷離脱

 ボカ・ジュニオルスのコロンビア代表DFフランク・ファブラは現地時間9日午前のトレーニング中に負傷したことにより、ワールドカップ・ロシア大会への出場が絶望的となったようだ。9日、コロンビアサッカー連盟(FCF)がこれを伝えている。

 日本とグループステージ・第1節で対戦するコロンビアは現在イタリアで本大会に向けた合宿を行っているものの、ファブラがトレーニング中の負傷。メディカルスタッフによる検査結果、左膝十字じん帯を断裂していることが判明した模様だ。またFCFは同選手の負傷について「ファブラがW杯離脱という悲痛な決断を下し、全ての選手とコーチングスタッフがこれを受け入れた」と声明を発表している。

 ファブラは2015年9月の国際親善試合・ペルー戦で代表デビューを果たすと、これまで2016年にアメリカで開催されたコパ・アメリカ・センテナリオを含め公式戦19試合に出場していた。

 同選手はロシアW杯でも左サイドバックで主力を担う存在であり、日本代表との一戦でも先発出場がほぼ確実と伝えられていただけに、コロンビアとしては非常に手痛い離脱となっているに違いない。なお、ホセ・ペケルマン監督はファブラの代役をまだ決めかねているものとみられる。